「お疲れさまでした」と言うべきところ
「お帰りなさいませ」と言ってしまい、
通用口の警備員さんに 爆笑され、赤面する。
好きな曲を聴きながら歩いていて
ついつい願望が出てしまったようだ。
「いつも主人がお世話になっております」
も憧れの台詞だ。
大きくなったら自動的に お嫁さん に
なれると思っていたがどうやら違うらしい。
我ながらくだらない事ばかり考えてるが
少し遠回りして帰る事にする。
もう少し音楽を聴いていたい気分だ。
世界中に溢れる音楽は大抵 愛だの恋だの語っている。
人類を存続させるのが 人の最大の使命 なのだから
恥じることはない。
昔はいろいろ夢があった。
今は どぶ川沿いでもいいから
プロポーズされたい。