Man younger
年下の友人がいる。
ファッションと音楽と携帯が手放せない現代の若者だ
私は根っからの田舎者なので華やかな場は苦手だ。
相当気後れするし、言葉を発すると浮く。
しかし、社会人になると全ては断れない。
心が疲れた時、何故か彼に会いたくなる。
普段は 相当に口が悪いが
驚く程 美しい言葉 を使って人を褒める。
携帯を見る時はさりげなく理由を言う。
メールは自分からは終わらせない。
そういえば。
彼はあるコアな世界では大変な人気者だ。
彼なりの人付合いの美学と流儀が支持されるのだろう
いつも忙しそうで連絡するのは躊躇する。
断られる のが嫌なのではない。
断らせる のが嫌なのだ。
人の気持ちに応えられない。
きっと。それが一番ストレスになるだろうから。